フォスクスワーゲンのフルラインアップに試乗体験できるキャラバン「Try! Try! Try! Volkswagen」。その宮城・イオンモール名取開催の初日、「Rにしようか、オールトラックにしようか……」と悩む来場者に、専属アカデミー講師が特徴を語る場面があった(写真45枚)。「Rは、レースを意識したハイパフォーマンスモデルで、100%子会社のR社がプロデュース。自動車レースでVWベースのマシンはすべてR社がつくっている。ヘッドやピストン、コンロッドもR社製の純正チューン。これがフォルクスワーゲン史上最強モデル、280馬力を出す。エンジンも“別物”が載っている」「それに対してオールトラックは、車高が25mm高い。アウトドアなテイストでつくられている4輪駆動モデル。基本FFなんだけど、テストしてみてその実力を体感した。テストコースで、前輪タイヤは氷の上、後輪タイヤはアスファルトの上に置いてみた。前後とも夏タイヤを履いてね。その状態で、アクセルをめいっぱい踏み込むと……。これが見事に滑らない。氷の上の前輪はほとんど空転を見せず、スリップを認識した駆動系が瞬時に後輪を回しだす。それだけセンシングが卓越だと」また、専属アカデミー講師は、VW全車に共通する“小さなつくり”について触れ、「安全を再優先した設計」について語った。「シートベルトのキャッチ部分を見てほしい。バックルが自立しているでしょ。これだと、暗い場所でも片手でカチッとベルトを装着できる。こうした小さなつくりで、ベルト装着率も上がる」来場者たちは、専属アカデミー講師の解説を聞きながら、アンケートに答えてもらったアップルサイダーを片手に、試乗車12モデルの前を行ったり来たり。そのひとり、30代の男性は「レアな車種にも乗りたい。うーん、どれから乗ろうかな」と笑った。Try! Try! Try! Volkswagen は、9月1日から12月末日まで約120日間にわたり、3万人のユーザーにフォルクスワーゲンを試乗体験できるキャラバン。これまでの試乗会とは異なり、全国約250店舗のフォルクスワーゲン正規販売店に加え、フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)初の超大型トレーラー(移動式ショールーム)を中心にすえた「Volkswagen Experience Park」を展開。北は北海道、南は香川まで、全国20か所のイオンモールなどをめぐり、フルラインアップ試乗会やトークイベントを実施する。■Try! Try! Try! Volkswagen 開催スケジュール9月10・11日 兵庫県 イオンモール神戸北9月17・18日 福島県 日和田ショッピングモール10月1・2日 茨城県 イオンモールつくば10月8・9日 北海道 イオンモール札幌平岡10月15・16日 富山県 イオンモール高岡10月22・23日 山形県 イオンモール天童10月22・23日 大阪府 イオンモール日根野11月12・13日 千葉県 イオンモール幕張新都心11月12・13日 愛知県 イオンモール熱田11月19・20日 香川県 イオンモール高松11月26・27日 群馬県 イオンモール高崎12月3・4日 埼玉県 イオンモール与野