VW商用車の世界販売6.4%増…欧州が好調 1‐7月

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フォルクスワーゲンのLCV(軽商用車)。左からアマロック、クラフター、キャディ、T5
  • フォルクスワーゲンのLCV(軽商用車)。左からアマロック、クラフター、キャディ、T5
  • フォルクスワーゲン キャディ 新型のオールトラック
  • フォルクスワーゲン アマロック

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは8月11日、2016年1~7月の商用車(LCV=軽商用車)の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は27万3300台。前年同期比は6.4%増だった。

市場別実績では、西欧の中心国の地元ドイツが、前年同期比7.6%増の7万1200台と増加。フランスは18.1%増の1万1300台、スペインも33.3%増の8200台、イタリアも32.6%増の6400台と伸びた。西欧全体では、9.2%増の18万8400台を販売。

また、東欧は1万9300台を売り上げ、前年同期比は12.5%増と回復傾向。アフリカは8600台にとどまり、前年同期比は6.5%減とマイナスに。南米は2.1%減の2万0700台と減少。アジア太平洋は、4.5%減の1万2800台にとどまった。

車種別では、『Tシリーズ』が、前年同期比11.8%増の11万4800台。『キャディ』は7.7%増の9万0200台だった。『アマロック』は3.2%減の4万1400台。『クラフター』は2.8%減の2万6900台。

2015年のフォルクスワーゲン商用車の世界販売台数は43万0800台。前年比は3.5%減と、マイナスに転じた。2016年7月単月では、3万4500台を販売している。

《森脇稔》

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