ニッパツが発表した2016年4~6月期(第1四半期)の連結決算は、経常利益が前年同期比38.5%減の60億4000万円と大幅減益だった。
売上高は同4.0%減の1505億3800万円と減収となった。懸架ばね事業は自動車生産台数の減少で減収だったほか、シート事業も低調だった。
収益では、シート事業での合理化や受注車種モデルミックスの改善などの効果で、営業利益は同3.3%増の84億6200万円と小幅な増益となった。四半期純利益は円高による為替差損の影響もあって、同30.5%減の46億7200万円となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。