車内に8時間近く置き去り、2歳の男児が死亡

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7月29日午後5時10分ごろ、栃木県芳賀町内の駐車場で、駐車していた軽乗用車の車内で2歳の男児が意識を失っているのを、このクルマを使用する30歳代の父親が発見した。男児は死亡。約8時間に渡って車内に放置されたとみられている。

栃木県警・真岡署によると、現場は芳賀町芳賀台付近にある駐車場。宇都宮市内に在住する30歳代の男性から「出勤前に保育園へ向かうことを忘れ、2歳の男児を車内に置き去りにしてしまった」と消防に通報が寄せられた。

男児は後部座席に設置されたチャイルドシートに着座したままの状態で意識を失っており、近くの病院へ収容されたが、すでに死亡していることが確認された。午前9時ごろから約8時間に渡って、車内に取り残されていたものとみられている。

男性は「妻からの電話で置き去りに気づいた」などと供述しており、警察では過失致死容疑で事情を聞くとともに、男児の遺体を司法解剖し、死因の特定を行う方針だ。

《石田真一》

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