横断の男児をひき逃げ、市民からの通報で女を逮捕

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26日午前8時ごろ、北海道釧路市内の市道で、徒歩で道路を横断していた8歳の男児に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。男児は重傷。クルマはそのまま逃走したが、警察は後に48歳の女をひき逃げ容疑で逮捕している。

北海道警・釧路署によると、現場は釧路市芦野5丁目付近で片側1車線の直線区間。交差点に横断歩道や信号機は設置されていない。8歳の男児は徒歩で道路を横断していたところ、左方向から交差進行してきた乗用車にはねられた。

男児は左足を骨折するなどの重傷を負ったが、クルマは逃走。警察で重傷ひき逃げ事件として捜査を開始したところ、市民からの通報で衝突痕のある乗用車を発見。このクルマを使用し、同市内に在住する48歳の女から任意で事情を聞いたところ、事故への関与を認めたことから、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して女は「怖くなって逃げてしまった」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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