ロンドン・ヒースロー空港、6月貨物取扱量2%増…旅客数は微減

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ロンドン・ヒースロー空港、6月貨物取扱量2%増
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英ロンドン・ヒースロー空港が7月11日に発表した6月利用実績によると、航空旅客数は前年同月比1%減の660万7000人、航空機発着回数は2%減の3万9948回、貨物取扱量は2%増の12万5536トンだった。

旅客数は、悪天候による欠航が相次いだこと、フランスの航空関連の労働組合がストライキを繰り返し起こしたことが響き、微減。方面別にみると、アビアンカ航空の増便や大韓航空のエアバスA380就航などが追い風となり、ラテンアメリカ線は3%増、東アジア線は2%増を記録した。

貨物取扱量の増加や先月行われた国民投票でのEU離脱派勝利を受けて、ヒースロー空港は英政府に第3滑走路の建設を強く求めている。調査会社コムレスが最近行った調査によると、英下院議員の3分の2が、輸出拡大や雇用創出が見込める新滑走路建設を支持するとみられる。

《日下部みずき》

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