トヨタ中国販売、3.4%減の9.7万台…6か月ぶりに減少 6月

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トヨタ カローラ(北京モーターショー2014)
  • トヨタ カローラ(北京モーターショー2014)
  • トヨタ レビン(北京モーターショー14)
  • トヨタ ヴィオス(中国仕様)

トヨタ自動車の中国法人は7月4日、6月の中国における新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は9万7100台。前年同月比は3.4%減と、6か月ぶりに前年実績を割り込んだ。

トヨタの6月販売が落ち込んだのは、主力車の不振によるもの。中国で2015年10月から開始された小型車に対する減税の効果で、これまで好調だった排気量1.6リットル以下の『カローラ』の販売が、減少に転じたのが大きい。

トヨタの中国合弁には、第一汽車との一汽豊田、広州汽車との広汽豊田の2社がある。

トヨタの2015年の中国新車販売台数は、112万2500台。前年比は8.7%増だった。2年連続で100万台の大台に届き、過去最高を更新した。

トヨタの2016年上半期(1-6月)の中国累計販売台数は、前年同期比15.5%増の59万2100台。トヨタは、2016年の中国における新車販売目標台数を、前年比2.4%増の115万台に設定している。

《森脇稔》

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