参加費38万円、募金しながら走る自転車ツアー…マセラティ

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マセラティのチャリティサイクリングツアー、「パリ・モデナ」
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イタリアの高級車メーカー、マセラティは6月上旬、すべてのアスリートおよび挑戦・冒険を愛する人々のためのイベントとして、今年で3年連続となるチャリティサイクリングツアー、「パリ・モデナ」を開催した。

パリ・モデナは、フランス・パリからマセラティの本社のイタリア・モデナに向かうルートをたどるサイクリングツアー。勝ち負けは一切関係なく、参加者全員が一緒にフィニッシュラインを通過することがこのツアーの唯一の目的。参加者は全員がそれぞれのパーソナルチャレンジとは別に、自転車で1km走行するごとに難病の子ども達を支えるチャリティ団体「レーヴ」に募金を行った。

世界でも前例がないこの冒険ツアーに参加したのは、35名のサイクリスト。フランス、モナコ公国、イタリア北西部を通過し、わずか5日間でモデナを目指した。サイクルステージによっては車で移動するセクションもあったが、参加者が素晴らしい景色を楽しめるよう、コース設定は厳選された。

このイベントの参加費は、1名当たり3200ユーロ(約38万円)で、サイクリストの定員は35名。各参加者はさらに600ユーロ(約7万円)、もしくは自転車で1km走るごとに1ユーロを、チャリティ団体に募金した。

マセラティは、「このパリ・モデナは、参加者がフランスとイタリアの眺めの良い道路を自転車と自動車で走り抜き、その美しい景観に感動するツアー。同時に、チャリティ団体の活動を通じて、深刻な病に苦しむ子ども達の夢を実現できるようサポートするためのツアー」とコメントしている。

《森脇稔》

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