最近では、運転中、スマートフォンをオーディオ機器にBluetooth接続することが可能になり、電話を手に持つことなく、着信を受けることができるようになった。だがメールはどうだろうか。受信した音を聞いてしまうと、どうしても中身を見たいという気持ちが湧いてしまう、そんなユーザーも多くいるだろう。
そんななか、スマホを手に取ることなく、メールの内容確認や返信などができるアイテム「O6」がクラウドファンディングKickstarterに登場し、話題になっている。
ご存知の通り、車が少しでも動いている時に、スマホ等のデジタルデバイスを手に取ることや画面を注視することは違法だ。よく停車中にメールのチェックをしているドライバーもいるが、しっかりと前を見ていないと、発進時に予期しない出来事も起こりうる。
「O6」は、スマホやデジタルデバイスの遠隔操作を可能にするアイテムだ。例えば、運転中であれば、ハンドルに取り付け、メールを受信した時はタップすれば、音声でメールの内容を読み上げてくれる。メールの内容を聞いた後は、簡単な内容であれば返信も可能だ。その後、地図アプリに切り替えるといった操作も可能で、運転中にスマホを触る必要は一切なくなる。
運転中だけでなく、スマホをリュックやポケットに入れた状態で、操作することも可能。クリック(タップ)だけでなく、ダイヤル操作やジェスチャー操作にも対応している。「O6」があればプレゼンテーションもクールに決まるだろう。携帯方法だが、先のハンドルに取り付けるというパターンのほか、パンツに引っ掛けたり、時計のように使用したりすることも可能。TPOで使い分けることができそうだ。
「O6」は現在出資を募集しており、本稿執筆時点において89ドルの出資で1つ入手可能。もちろん日本語にも対応しているので、スマートフォンを操作することが「クセ」のようになってしまっているユーザーは、安全運転のためにも検討してみてはいかがだろうか。