富士通テンは、2016年度から2018年度の3か年を活動期間とする「第8期環境取り組みプラン」を策定した。
同プランは、地球環境憲章の理念に即し、将来のありたい姿(環境中長期VISION)の実現に向け、直近3か年でどこまで実施するかを決めた行動計画だ。
工場・事業所での取り組みとしては、2018年度末までに温室効果ガス排出量を2011年度比で国内は13%、グローバルでは27%削減するという数値目標は第8期の設定を引き継ぎつつ、新たに再生可能エネルギーの利用拡大や、廃棄物再資源化率を2018年度末までにグローバルで96%以上にするといった目標を盛り込んだ。
製品での取り組みでは、ライフサイクルにおける環境負荷低減を図ることで、社会全体の環境負荷削減に寄与するため、すべての新規開発製品で平均5%の軽量化設計を進める。また、事業を通じた環境貢献の取り組み拡大を目指し、一部の技術本部を中心に取り組んできた環境貢献技術の自動車メーカーへの提案件数目標を全技術本部に拡大する。