フォードモーターの中国法人、フォードチャイナは5月上旬、4月の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、8万2324台。前年同月比は11%減と、2か月ぶりに前年実績を下回った。
フォードモーターの中国合弁には、乗用車の長安フォード(CAF)と、商用車の江鈴汽車(JMC)の2社がある。
乗用車部門の長安フォードの4月実績は、5万8802台。前年同月比は11%減と、2か月ぶりのマイナスとなった。主力セダンの『モンデオ』をはじめ、『クーガ』と『エッジ』、『エコスポーツ』、『エクスプローラー』のSUVが販売の主力。
また、江鈴汽車の4月実績は、2万2165台。前年同月比は7%減と、2か月連続で減少した。こちらは、商用車の『トランジット』が、販売の主力となる。
フォードモーターの2015年の中国新車販売台数は、新記録となる111万5124台。前年実績に対して、3%増だった。2016年1‐4月は、前年同期比7%増の39万1294台を売り上げている。