昭和シェル第1四半期決算…最終赤字69億円に縮小、石油事業販売改善

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昭和シェル サービスステーションイメージ
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昭和シェル石油は5月12日、2016年1-3月期(第1四半期)の連結決算を発表した。

それによると、売上高は4327億円(前年同期比-28.2%)、営業損失81億円(前年同期は189億円)、経常損失88億円(同188億円)、純損失69億円(同143億円)。たな卸資産評価の影響等を除いた場合の連結経常利益相当額は92億円で、前年同期比12億円の増益となった。

主力の石油事業は、今年も原油価格の下落によってたな卸資産評価損が発生したものの、灯油、軽油、A重油といった主要燃料油の販売量が前年を上回り、前年対比では大幅に改善した。またエネルギーソリューション事業についても、国内外で太陽光パネルの販売価格下落が続いたが、出荷数量は前年同期比で大幅に増加。最終赤字は前年同期の143億円から69億円へ圧縮した。

通期連結業績見通しは、前回予測を据え置いた。

《纐纈敏也@DAYS》

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