日産自動車は5月10日、チーフ・サステナビリティ・オフィサーの役職を設け、川口 均 専務執行役員が就任すると発表した。
現在、川口専務執行役員は、グローバル渉外、日本広報、コーポレートサービス統括部、CSR、IPプロモーション部、および充電インフラ推進部を統括する立場。
これらに加えて、今後は、チーフ・サステナビリティ・オフィサーとして、サステナビリティ課題全般の取り組みをグローバルに統括し、企業戦略の統合を推進していく。
なお、川口チーフ・サステナビリティ・オフィサーは、カルロス ゴーン社長兼CEOに直接、業務の進捗具合をレポートする体制を取る。
カルロス・ゴーン社長兼CEOは、「川口氏は、これまで海外事業、金融事業、人事部、渉外部の要職を担い、幅広く豊かな経験を備えている。今後、チーフ・サステナビリティ・オフィサーとして、サステナビリティ課題の解決に向けた取り組みを長期的かつグローバルな視点で推進する上で、そのリーダーシップを遺憾なく発揮すると確信している」とコメントしている。