住友ゴム工業は5月10日、2016年1-3月期(第1四半期)の連結決算を発表した。
それによると、売上高1826億5600万円(前年同期比-1.4%)、営業利益136億7800万円(+12.8%)、経常利益126億2400万円(+5.1%)、純利益は過去最高となる167億5100万円(+117.7%)だった。
主力のタイヤ事業は、海外向けが順調だったが、国内向けの販売が市販用・新車用ともに低迷。しかし、原材料コストの大幅な低下により、営業利益は12.8%の増益となった。また、アライアンス解消に伴うグッドイヤー社の株式売却益80億3000万円を特別利益として計上したことで、純利益は過去最高となった。
通期業績見通しは、前回予測を据え置いた。