日本特殊陶業の通期決算…北米・欧州向け好調で、3期連続の営業増益

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日本特殊陶業(NGK)ウェブサイト
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日本特殊陶業は5月9日、2016年3月期(通期)の連結決算を発表した。

それによると、売上高3832億7200万円(前年同期比+10.3%)、営業利益662億7900万円(+6.6%)、経常利益644億7800万円(-5.0%)、純利益は308億1500万円(-16.2%)だった。

主力の自動車関連事業は、北米や欧州を中心として自動車販売が伸びており、新車組付用製品も補修用製品も販売が堅調に推移。また当連結会計年度から連結子会社としたWells社の売上や、円安基調の為替相場も売上高増加に寄与した。営業利益も3期連続の増益となった。純利益は米国の独占禁止法違反関係で和解金148億3700万円を特別損失として計上したこと等により16.2%の減益となった。

今期の業績見通しについては、為替レートが大幅に円高に振れていることなどを踏まえ、売上高3698億円(-3.5%)、営業利益425億円(-35.9%)、経常利益453億円(-29.7%)、純利益305億円(-1.0%)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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