ドイツの高級車メーカー、アウディは4月25日、中国で開幕した北京モーターショー16において、新型『A4L』をワールドプレミアした。同車は、新型アウディ『A4』をベースにした中国専用のロングホイールベース車。アウディは2009年1月、中国専用車として、アウディA4にロングホイールベースのA4Lを初設定。以来、政府関係者の公用車や企業経営者の社用車として、人気を集めてきた。このA4Lの成功が、メルセデスベンツ『Cクラス』、BMW『3シリーズ』、インフィニティ『Q50』(日本名:日産『スカイライン』)、ボルボ『S60』など、競合プレミアムブランドが中国専用のロングホイールベース車を投入する契機になった。今回、北京モーターショー16で初公開された新型A4Lは、全長が4810mm、ホイールベースが2910mm。先代A4Lに対して、40mm長くなり、後席乗員の快適性が、さらに引き上げられた。それでいて、車両重量は、先代比で最大110kg軽量化。パワートレインは、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TFSI」。最大出力は190hpと252hpの2種類が設定された。トランスミッションは7速Sトロニック。駆動方式はFFが基本で、オプションで4WDのクワトロが選択できる。
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