ウェザーニューズは、熊本地震の被災地での救助、復旧作業、二次災害軽減に向けて支援すると発表した。
救助・復旧作業に従事する警察・防災ヘリやドクターヘリ、災害派遣医療チーム(DMAT)に対して、同社航空気象チームが運航可否判断支援情報を提供し、安全な救助・復旧作業の遂行を支援する。
また、熊本県災害対策本部のドクターヘリ調整部に対しても情報を提供、同社の動態管理システム「FOSTER-copilot」を搭載した機体のリアルタイム位置情報を運航可否判断支援ツール「FOSTER-GA」に一元的に表示し、効率的な運航可否判断と、迅速な医療搬送を支援する。
被災者向けには、被災地の天気や被害情報を集約した「熊本地震特設サイト」を開設した。二次災害のリスクや注意点などをまとめているほか、減災や被災地で役立つ他機関サイトへのリンクを追加するなど、内容の充実を図る。
被災地の自治体に対して安全な救助・復旧作業や、土砂災害、河川氾濫など気象による二次被害を軽減するため、被災地周辺の最新気象見解を提供する。