日本航空(JAL)は、国際線旅客の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を6月以降も引き続き不要にすると発表した。
燃油特別付加運賃額は、2か月ごとに、直近2か月間の燃油市況価格平均に基づき見直している。6月以降の対象となる2月から3月のシンガポールケロシン市況価格2か月平均は、1バレルあたり44.44米ドルだった。これに同期間の為替平均1米ドル=114.00円を適用したシンガポールケロシン市況円貨換算額は、6000円を下回る5066円となった。
このため、6月から7月に発券される航空券にも燃油特別付加運賃を適用しない。
JALでは、4月から国際線旅客の燃油特別付加運賃をゼロにしている。