米国の自動車最大手、GMは4月7日、同社のグローバルデザイン担当、エド・ウェルバーン副社長が7月1日付けで勇退すると発表した。
エド・ウェルバーン氏は現在、65歳。GMでの経歴は、44年に及ぶ。
同氏は2003年、GMのデザイン部門のトップに就任。2005年からは、GMのグローバルデザインを主導する地位にあった。
同氏のリーダーシップの下、GMは米国、ドイツ、韓国、中国、オーストラリア、ブラジル、インドの世界7か国に、合計10拠点のデザインセンターを開設。総勢2500名以上が属するデザインチームを構成している。
GMのマーク・ルース上級副社長は、「エド・ウェルバーン氏のチームは、次々に優れたデザインの新車を開発してきた。彼が築いた強固な基盤により、今後もGMデザインは最高レベルであり続けるだろう」と語っている。