日産自動車の米国法人、北米日産は3月24日、米国で開催中のニューヨークモーターショー16において、2017年モデルの『タイタン・クルーキャブ』を初公開した。
『タイタン』は、日産の北米市場におけるフルサイズトラック。2015年1月、2世代目へのモデルチェンジを機に、車名を『タイタンXD』に改めている。その後、2月のシカゴモーターショー16では、新型タイタンの設定をアナウンス。最大積載量を0.5トンに抑えたタイタンXDの派生車種で、この0.5トン仕様が、初代と同じタイタンを名乗ることになった。
新型タイタンは、タイタンXDに対して、全長とホイールベースを短縮。タイタンXDは全長6167mm、ホイールベース3850mm。これに対して、新型タイタンは、全長5794mm、ホイールベース3550mm。全長は373mm、ホイールベースは300mm短い。
北米日産は今回、ニューヨークモーターショー16において、2017年モデルのタイタン・クルーキャブを初公開。パワートレインは、タイタンXDと同じ5.6リットルV型8気筒ガソリン。最大出力390hp、最大トルク55.5kgmを引き出す。トランスミッションは7速ATを組み合わせた。
北米日産は2016年内に、シングルキャブおよびキングキャブ、V型6気筒ガソリンエンジン搭載車を追加する計画。タイタン・シリーズのラインナップを強化していく。