高齢者施設の軽乗用車が電柱衝突、利用者2人が死傷

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26日午後4時10分ごろ、広島県尾道市内の県道を走行していた高齢者介護施設の送迎用軽乗用車が路外に逸脱。電柱に衝突する事故が起きた。この事故で送迎中の高齢者2人が死傷。警察は運転していた職員から事情を聞いている。

広島県警・尾道署によると、現場は尾道市向東町付近で片側1車線の直線区間。高齢者介護施設が所有し、送迎用として使用されている軽乗用車は斜行するようにして路外に逸脱。電柱に衝突した。

この事故でクルマは中破。車いすに着座した状態で車両後部に同乗していた91歳の男性が腹部強打でまもなく死亡。助手席に同乗していた89歳の女性が頚部などを打撲する軽傷を負った。警察はクルマを運転していた61歳の女性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死傷)容疑で事情を聞いている。

聴取に対して運転者の女性は「西日が眩しく、ハンドル操作を誤った」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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