米国の自動車最大手、GMの欧州部門のオペルは3月8日、ドイツ本社において、「オペルデザインセンター」の起工式を行った。
オペルデザインセンターの建設には、1100万ユーロを投資。既存のデザイン部門を拡張する形となり、2017年6月の完成を見込む。
オペルデザインセンターの特徴が、高度な設計を可能にする最新の施設という点。クレイモデルとコンピューター上のデザインを連携および比較し、デザインの新基準を打ちたてることを目指す。
デザイン力の強化は、オペルの新型車戦略の次なるステップ。2020年までに、オペルは29車種の新型車を発売する計画を掲げる。
オペルのカール・トーマス・ノイマンCEOは、「優れたデザインは、常にオペルブランドの中核のひとつであり続けてきた。デザインセンターの建設が、我々の想像心に新たな可能性をもたらすだろう」と語っている。