フォードモーターの中国法人、フォードチャイナは3月7日、2月の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、6万3350台。前年同月比は9%減と、5か月ぶりに前年実績を下回った。
フォードモーターの中国合弁には、乗用車の長安フォード(CAF)と、商用車の江鈴汽車(JMC)の2社がある。
乗用車部門の長安フォードの2月実績は、4万8263台。前年同月比は10%減と、6か月ぶりのマイナス。主力セダンの『モンデオ』をはじめ、『クーガ』と『エッジ』、『エコスポーツ』、『エクスプローラー』のSUVが販売の主力。
また、江鈴汽車の2月実績は、1万4054台。前年同月比は3%増と、9か月ぶりに増加した。こちらは、商用車の『トランジット』が、販売の主力となる。
フォードモーターの2015年の中国新車販売台数は、新記録となる111万5124台。前年実績に対して、3%増だった。