首都高速は3月9日、首都高・中央環状線(外回り)扇大橋付近に、新たに開発した薄型「エスコートライト」を設置する。
エスコートライトは、上り勾配で速度低下に寄る渋滞が発生している場所で、路側に設置した照明を進行方向へ流れるように点灯させ、速度低下を防ぐ渋滞対策装置。今回の設置区間は、上り勾配となっていて、朝夕のピーク時を中心に平日の日中はほぼ毎日渋滞が発生。ひどいときには扇大橋を線等に板橋JCTまで渋滞が延びることがある。
首都高での導入例は今回で2例目。2015年2月に首都高で初めて設置した3号渋谷線・池尻付近に設置したものと比較し、コストを抑え、スペースがない場所にも設置可能な薄型のエスコートライトを採用した。
渋谷線に設置したエスコートライトは、最大通過台数が約3%向上、効果が継続している。今回の扇大橋付近の設置も同様に効果が期待される。