シンガポール航空は3月3日、トラベルアプリ「SingaporeAir」に、機内エンターテインメント(IFE)システムの「クリスワールド」をより快適に楽しめる新機能「コンパニオン・アプリ」を追加すると発表した。
MTTとパナソニック・アビオニクスが共同開発した「コンパニオン・アプリ」を利用すると、搭乗前に手持ちのタブレットから機内で楽しめる動画・音楽コンテンツを確認し、お気に入りリストを作れる。機内では、タブレットをIFEシステムのリモコンとして使えるほか、座席のモニターで映画を鑑賞しながら、タブレットでIFEシステムのコンテンツを確認するといったマルチタスクも可能になる。
新機能は今のところ、機内Wi-Fiを導入するエアバスA350-900で利用できる。シンガポール航空はA350-900を3日に受領したばかり。新機能の対象端末は、Android、iOS搭載のタブレットに限られているが、9月までにAndroid、iOS搭載のスマートフォンが加わる予定。