3日午前8時30分ごろ、大分県佐伯市内の市道で、車両火災を起こして立ち往生していた大型トラックに対し、後ろから進行してきた乗用車が追突する事故が起きた。この事故で乗用車の運転者が重傷を負っている。
大分県警・佐伯署によると、現場は佐伯市本匠因尾付近で片側1車線の緩やかなカーブ。大型トラックは走行中にエンジンあたりから出火。荷台に積んでいた木材へ延焼したため、カーブを抜けた先の直線区間で停車したところ、後ろから進行してきた乗用車が避けきれないまま追突した。
追突によって乗用車は中破。運転していた40歳代の女性は腰部骨折などの重傷。トラックを運転していた52歳の男性は車外に脱出していたため、ケガはなかった。トラックの火災は地元消防が消火作業を行ったが、運転席部分が焼損している。
警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。