IHIの救命艇、津波が想定される火力発電所に配備

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モデルチェンジ型津波救命艇
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IHIは、中部電力からモデルチェンジした津波救命艇1艇を受注したと発表した。3月末に納入、中部電力の尾鷲三田火力発電所(三重県尾鷲市)に据付けられる予定。

尾鷲三田火力発電所は、尾鷲湾に面しており、南海トラフ巨大地震の際、中部電力の火力発電所の中で唯一津波による被害が想定される事業場。

今回受注した津波救命艇は、公海上に位置する揚油桟橋での燃料荷役の従事者向け安全避難措置の一つとして導入される。

今回受注したものはIHIが昨年11月に開発したモデルチェンジ型津波救命艇の初号機となる。従来の津波救命艇の特徴をベースに、安全性強化と海上避難生活への配慮を追求、新開発した津波救命艇専用のシートベルトと乗員のプライバシーを確保できるよう新設したユティリティルームが特徴。

《レスポンス編集部》

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