トラックなど5台が関係する多重衝突、事故処理中さらに1台が突っ込む

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20日午前3時20分ごろ、福岡県北九州市小倉南区内の九州自動車道下り線で、トラックなど5台が関係する多重衝突事故が発生した。事故処理を進めている最中にさらにトラック1台が追突。一連の事故で2人が死傷している。

福岡県警・高速隊によると、現場は北九州市小倉南区志井付近で片側2車線の緩やかな右カーブ。最初にトラック4台と乗用車1台が関係する多重衝突事故が発生。トラックのうち1台はガードレールを突き破り、横の一般道に飛び出る状態となり、別のトラック1台は道路を塞ぐように横転した。

通報を受けた警察と道路会社が事故処理を開始した直後、後方から進行してきた大型トラック1台が事故を起こして立ち往生していたトラックに追突。追突してきたトラックは大破し、運転していた同区内に在住する25歳の男性が全身強打でまもなく死亡。横転したトラックを運転していた49歳の男性は打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

死亡した男性のトラックが進行してきた際、事故当時は現場付近の車線規制が始まったばかりで、通行止めなどの措置は行われていなかったという。警察では一連の事故が発生した経緯を詳しく調べる方針だ。

《石田真一》

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