東洋ゴム工業は2月15日、2015年1-12月期の連結決算を発表した。
それによると、売上高4077億8900万円(+3.6%)、営業利益633億8100万円(+33.4%)、経常利益は568億1400万円(+22.1%)、当期純利益は16億7400万円(-94.6%)となった。
北米市場で市販SUV用タイヤや次世代商品の販売が好調に推移したほか、新車用タイヤが国内市場で好調だったことなどから、売上高、営業利益、経常利益は過去最高を記録。しかし、免震ゴム問題の製品補償対策費および製品補償引当金繰入額約467億円、独禁法関連損失約42億円を特別損失として計上したことで、純利益は前期比94.6%減の16億7400万円にとどまった。
今期の業績見通しは、売上高4200億円(+3.0%)、営業利益550億円(-13.2%)、経常利益510億円(-10.2)、純利益300億円とした。