アクサ損保の第3四半期決算…純利益56.4%減の13億2900万円

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アクサ損害保険が発表した2015年4~12月期(第3四半期累計)の連結決算は、純利益が前年同期比56.4%減の13億2900万円となった。

主力の自動車保険を中心に新契約件数の増加等により、契約者から直接受け取った保険料である「元受正味保険料」は同7.3%増の369億9600万円となった。正味収入保険料は自動車の特約比例再保険の出再率の引き下げにより出再保険料が減少した結果、同20.0%増の317億4900万円となった。

経常利益は、保険引受利益が自動車の特約比例再保険の出再率の引下げによる出再手数料等の減少および保険契約準備金の増加等により保険引受利益が減少したことが主因となり、同43.9%減の18億7800万円。四半期純利益は同56.4%減の13億2900万円となった。

保有契約件数の増加に伴い正味支払保険金は増加したものの、正味収入保険料の増加により 正味損害率は同4.4ポイントマイナスの59.7%。正味事業費率は、主に人件費、広告費の増加および出再手数料の減少により3.5ポイント上昇し22.5%となった。

《纐纈敏也@DAYS》

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