世界最大の新車市場の中国において、フォルクスワーゲングループと首位を争う米国の自動車最大手、GM。同社が2016年、中国市場に新車攻勢をかけることが分かった。これは1月、GMチャイナのマット・チェン社長が明らかにしたもの。同社長は、「2016年、13の新型車を中国市場に投入する」と発表している。この13車種には、改良モデルも含まれるが、新車攻勢といえる。その先陣を切って1月末、キャデラック『CT6』を中国で発売した。CT6は、キャデラックブランドの新たな最上級車。『CTS』や『XTS』の上に位置するフラッグシップモデルになる。駆動方式は、後輪駆動。また、軽量素材や新しい車体構造技術を採用。キャデラックによると、ドライビングダイナミクスを高めながら、燃費を向上させているという。GMチャイナのマット・チェン社長は、「2015年の成長を、2016年も持続させていく」とコメントしている。
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