トヨタ紡織の第3四半期決算…車種構成変化などで営業益7割増、通期予測も上方修正

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トヨタ紡織(イメージ)
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トヨタ紡織は2月3日、2015年4-12月期(第3四半期)の連結決算を発表した。

それによると、売上高は1兆0530億円(前年同期比+10.6%)、営業利益は409億円(+85.7%)、経常利益は406億円(+28.0%)、四半期純利益は224億円(+371.9%)だった。

売上高は、日本での車種構成の変化や為替影響などにより10.6%の増収。利益については、主要車種のモデルチェンジに伴う生産準備費用等、諸経費の増加などはあったが、増収や合理化などにより、営業利益は85.7%の大幅増となった。

通期業績予想については、日本および北米の販売好調や、北中南米、欧州・アフリカ地域の収益構造改革効果などを織り込み、上方修正。売上高1兆4200億円(+500億円)、営業利益530億円(+40億円)、経常利益530億円(+10億円)とした。

なお、純利益については、欧州事業再編などにかかる費用を2016年3月期に特別損失として計上予定だが、現時点で見積もりが困難だとして未定とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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