米国の自動車最大手、GMの欧州部門のオペルは1月上旬、2015年の欧州販売の結果を公表した。オペルとボクスホールを合わせた総販売台数は、過去4年間で最高の約110万台。前年比は3.3%増だった。信用不安を抜け出した欧州では、オペルの市場シェアが拡大。2015年の欧州での市場シェアは5.8%と、前年の5.74%からわずかに上昇した。オペルによると、欧州での販売台数と市場シェアは、2011年以降で最高という。市場シェア拡大の要因は、小型車の好調。新型『アストラ』の累計受注台数が、8万台を突破。さらにコンパクトカーの新型『コルサ』が、前年比6%増。小型SUVの『モカ』も、16%増と伸びた。市場別では、ドイツ、英国、フランス、イタリア、スペインの欧州五大主要国を含めた10か国で、販売を伸ばす。オペルのピーター・クリスティアン・カスペルト営業担当取締役は、「2015年、魅力的な商品ラインナップのおかげで、2011年以降で最高の販売実績を打ち立てた」と述べている。
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