BMWグループの新ブランド、「i」のプラグインハイブリッド(PHV)スポーツカー、『i8』。同車が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を行う。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。BMWの米国法人、BMWオブノースアメリカから、BMW i8に関するリコールの届け出を受けた、と公表している。
今回のリコールは、安全装置のDSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)の不具合が要因。NHTSAによると、i8のDSCの制御ユニットに不具合があり、DSCが適正に作動しない恐れがあるという。
リコールの対象となるのは、米国で販売された2015年モデル。2015年5月下旬から2015年6月上旬にかけて生産された16台が該当する。
BMWオブノースアメリカは、対象車両を保有する顧客に連絡。販売店で点検を実施し、DSCの制御ユニットを交換するリコール作業を行うとしている。