エア・カナダは1月上旬、シリア難民輸送のためのチャーター便を運航する。運航日は6日、8日、9日、10日、11日で、シリアの隣国ヨルダンからカナダに約1500人を輸送する。
エア・カナダと子会社のエア・カナダ・ルージュは、カナダ政府に代わってチャーター便を運航し、国際移住機関(IOM)主導の移送活動の一翼を担う。使用機材は298席のボーイング787-9(エア・カナダ)、282席のB767-300ER(エア・カナダ・ルージュ)。
エア・カナダはカナダ政府のシリア難民受け入れ政策を継続的に支援していく方針。カナダ政府は2万5000人の難民受け入れを予定している。カナダの玄関口であるトロントとモントリオールに到着した難民の数は1月10日時点で7671人。