スターアライアンス加盟航空会社のオーストリア航空は1月4日、機材更新計画の一環として、エンブラエルE195初号機をウィーン=シュトゥットガルト線に就航させた。
オーストリア航空は来年末までに17機のエンブラエルE195を保有し、短・中距離路線に投入する。エンブラエル機の燃料消費量はこれまで短・中距離路線で活躍してきたフォッカー機より2割ほど少ない。同社が現在保有している15機のフォッカー100と6機のフォッカー70は段階的に退役となる。
エンブラエルE195初号機の愛称は「セントラル・ヨーロッパ」。エンブラエル機はウィーンと中東欧主要都市を結ぶ路線などに投入される予定。なお、同社はエンブラエル機による運航増に対応するため、200人のパイロットと600人の客室乗務員に訓練を課している最中と説明している。