VWグループ、独工場の期間従業員との契約を終了へ

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フォルクスワーゲン フェートン
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世界的規模での排ガス不正問題が発覚したフォルクスワーゲングループ。同社がドイツの一部工場において、期間従業員との契約を更新しないことが分かった。

これは12月15日、フォルクスワーゲングループが明らかにしたもの。同社は、「ドイツ・ツビッカウ工場の期間従業員との契約を2016年、段階的に解消していく」と発表している。

フォルクスワーゲングループのツビッカウ工場は、ドイツ東部のザクセン州に位置。現在、フォルクスワーゲンの最上級サルーン、『フェートン』のボディなどを生産している。

今回の発表は、フェートン後継車の開発が遅れることが原因。フォルクスワーゲングループは排ガス不正問題の対策費用の増大に備えて、一部の投資計画を見直し。これにより、EV化されるフェートン後継車の投入時期は遅れることが決まった。

また、現行フェートンの生産も間もなく終了することから、ツビッカウ工場の期間従業員およそ600名が、人員調整の対象となることに。フォルクスワーゲングループは、「影響を受ける期間従業員の配置替えを支援していく」と説明している。

《森脇稔》

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