富士重工業が発表した2015年11月の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産は前年同月比4.8%増の7万9587台、11月としては過去最高の記録で2か月ぶりのプラスとなった。
国内生産は、同4.0%増の6万0263台で2か月ぶりのプラス。海外生産も同7.3%増の1万9324台で2か月ぶりのプラス。好調な販売に支えられ、国内・海外とも、11月としては過去最高の記録で前年超えとなった。
国内販売は同3.1%増の1万1942台で、6か月ぶりのプラス。登録車は、10月に大幅改良を行った『フォレスター』や『XV』が増加し、同6.2%増の9475台と前年を上回った。軽自動車は『プレオ』『サンバー』の減少で、同7.0%減の2467台で、3か月連続のマイナスとなった。
輸出は、同7.5%増の5万1052台で2か月ぶりのプラス。北米向け『フォレスター』、欧州向け『XV』、豪州向け『アウトバック』が増加した。