FCA、フェラーリの分離・独立は2016年1月初頭に

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欧米の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は12月22日、傘下のフェラーリの分離・独立計画の詳細を発表した。

FCAは2014年10月、フェラーリをグループから分離・独立させ、フェラーリの株式の一部を上場する計画を公表。この計画に沿って、FCAは10月21日、フェラーリのIPO(新規株式公開)を行い、フェラーリ株を米国ニューヨーク証券取引所に上場した。12月14日には、地元イタリアの証券取引所に対する株式上場申請も認められている。

これに先立ち12月3日、FCAは臨時株主総会をオランダで開催。株主からフェラーリの分離・独立計画の承認を取り付けた。

今回、FCAは、フェラーリの分離計画の詳細を発表。フェラーリのFCAからの分離・独立は、2016年1 月1日から1月3日の間に行われるとの見通しを示した。

10月の米国ニューヨーク証券取引所上場の際、FCAは9割保有していたフェラーリ株のおよそ1割を市場に放出。2016年初頭にはFCAの既存株主に、残りのフェラーリ株が割り当てられることになる。

《森脇稔》

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