新関西国際空港は、11月の関西国際空港と大阪国際空港の運営実績を発表した。
関西国際空港の航空機発着回数は前年同月比16%増の1万4022回となり、11月として過去最高となった。中国など、アジアを中心とした国際線でLCC(格安航空会社)、FSC(フルサービス航空会社)ともに増便が相次いだ。国際線発着回数も同29%増の1万0101回で過去最高を記録した。国内線は同7%減の3921回と13か月ぶりにマイナスとなった。
また、2015年1~11月累計の総発着回数、国際線発着回数は、暦年過去最高の2014年1-12月累計を11か月間で上回った。
航空旅客数は同16%増の193万人で11月として過去最高となった。国際線の外国人が同47%増の89万人と11月として過去最高。国内線は同2%減の53万人と13か月ぶりマイナス。
国際貨物取扱量は同11%減の5万7805トンと4か月連続でマイナスだった。
大阪国際空港の航空機発着回数は同1%減の1万1288回と2か月ぶりマイナスとなった。航空旅客数は同4%減の127万人と2か月ぶり前年割れとなった。