踏切から軌道内に進入、運転の女性は酒に酔って記憶無し

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12日午前7時15分ごろ、千葉県船橋市内にある東武鉄道野田線の踏切から軽乗用車が軌道内に進入し、立ち往生するトラブルが起きた。列車との衝突は免れ、人的な被害は無かった。警察は飲酒運転が原因とみて、運転者から事情を聞いている。

千葉県警・船橋署によると、現場は船橋市藤原7丁目付近にある踏切。警報機や遮断機が設置されている。軽乗用車は踏切内で曲がり、そのまま軌道内に進入したものとみられる。

踏切から約15m進んだ場所で立ち往生している軽乗用車を目撃した通行人が警察に通報。踏切の非常停止ボタンが押されており、列車はクルマの約100m手前で緊急停止したことから人的な被害は無かった。運転していた鎌ケ谷市内に在住する21歳の女性は車外をふらついていたが、酒に酔った状態だった。

警察では女性から過失往来危険や道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で事情を聞いているが、聴取に対しては「よく覚えていない」などと供述しているようだ。飲酒運転の事実は大筋で認めているという。警察では進入に至った経緯などを詳しく調べる方針だ。

《石田真一》

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