【カーライフよろず知恵袋】「洗車の基本テクニック」パート1…洗車に向いた日と場所は

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【カーライフよろず知恵袋】今年の汚れは今年のうちに「洗車の基本テクニック」を伝授! Part.1 「洗車に向いた日と場所」
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カーライフに役立つ情報や小ネタを、全方位的に週イチでご紹介する当新連載。月ごとにテーマを定めてお贈りする。記念すべき最初のテーマは「洗車の基本テクニック」。年末と言えば大掃除。愛車をぴかぴかに仕上げるためのノウハウを、明解に解説していく。

洗車にはセオリーがある。やり方を間違えると、期待している効果が得られないばかりか、洗車キズを付けてしまうなどのダメージを与えてしまうこともあり得る。そうならないためのノウハウがいくつかあるのだが、今週お伝えしようと思うのは、これだ。

「洗車に向いた日と場所」

結論から入ろう。以下が答だ。

1・風の強い日は避ける。
2・未舗装の場所での作業は避ける。
3・炎天下は避ける。
オマケ・内装掃除は、外装掃除より先に行う。

その心を解説していこう。まず1と2について。これはどちらも、「シャンプーした後の水滴に、ホコリが付着してしまうのを避けたい」がためのセオリーだ。

ホコリが付着した後に水滴を拭き取るのは危険だ。そのホコリで、ボディにキズを付けてしまうかもしれないのだ。洗車キズはクロスの繊維で付くのではなく、ホコリを引きずることで付いていく。洗ったそばからホコリが付着してしまう可能性の高い強風の日は、洗車する日としては非常に不向き。未舗装の場所も、ホコリが舞いやすいので不向き、というわけだ。やむを得ず未舗装の庭先等で洗車をする場合は、特に風のない日を選びたい。そして、早めに水滴を拭き取るよう心がけたい。

3に関しては夏場の注意事項なのだが、この機会に頭に入れておいてほしい。炎天下での洗車を避けたい理由は、シャンプーした後の水滴が、拭き取るよりも先に蒸発してしまう可能性が高いから。水分が蒸発すると、水道水に含まれているカルキ等がボディに残る。これが“雨ジミ”になってしまうのだ。そうならないためには、水滴をすぐに拭き取ることが肝心なのだが、炎天下ではあっという間に乾いてしまう。洗車をしたことで新たな汚れをボディに残してしまったら、元も子もない。くれぐれもご注意を。

そして最後に、今回のテーマに関連して、オマケの注意事項も付け加えた。室内清掃をするとホコリが立ちやすい。ホコリは洗車の大敵だ。ホコリの立つ作業は、ぜひぜひ先にすませておこう。

次週は、“シャンプーにおける基本テクニック”をご紹介していく。次週も要チェック。

【カーライフよろず知恵袋】今年の汚れは今年のうちに「洗車の基本テクニック」を伝授! Part.1 「洗車に向いた日と場所」

《太田祥三》

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