成田国際空港は、10月の空港運用状況を発表した。
航空機発着回数は前年同月比4%増の1万9972回となり、10月として過去最高となった。このうち、国際線は、ANAがクアラルンプール線、タイガーエア台湾が高雄線を開設したことなどから旅客便が好調で同5%増の1万5662回と10月として過去最高だった。
国内線もピーチ・アビエーションの札幌線、福岡線の就航で同1%増の4310回と10月として過去最高だった。
航空旅客人数は同9%増の319万7148人と10月として過去最高だった。国際線の外国人旅客数が東南アジア各国に対する査証免除や円安基調の継続で、主にアジア・中華圏からが急増、同21%増の109万4416人と10月として過去最高となった。
国内線旅客人数もピーチの新規就航効果で同17%増の58万6610人と10月として過去最高だった。
国際航空貨物では仮陸揚貨物量が同3%増の5万9857トンで10月として過去最高となった。