【新価値創造展15】石川県の中小企業、コンパクトにたためる台車を披露

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森山鉄工が12月に発売する新しいタイプの台車
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東京ビッグサイトで開催された「新価値創造展2015」には中小企業が知恵を絞ったアイデア商品も少なくない。そんな一つが石川県加賀市の中小企業、森山鉄工が展示した台車だ。

その特徴はコの字にコンパクトに折りたたむことができ、立てておいても倒れる心配はない。しかもものの数秒で広げたり、折りたたむことができる。また、平台車と運搬用台車の2通りの使用が可能なのだ。

「置いた荷物についても、強力な滑り止めゴムが台車の上に施されているので、60度の角度に傾けても滑る落ちることはありません」と同社関係者は説明する。素材もアルミを主に使用しているので、水にも強く、重量も5.5kgと通常の台車に比べて軽い。

すでに、埼玉県の消防署をはじめ、いろいろなところから引き合いがきているそうだ。発売は12月の予定で、価格は5万円。ゴム面はオリジナルデザインも可能とのことで、同社関係者はこの商品の今後に期待している様子だった。

《山田清志》

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