アウディ 決算、営業利益は4.3%減…2015年第3四半期

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ドイツの高級車メーカーで、フォルクスワーゲングループ傘下のアウディは11月2日、2015年第3四半期(7‐9月)の決算を公表した。

同社の発表によると、ランボルギーニやドゥカティを含めたグループ全体の売上高は、139億1100万ユーロ(約1兆8493億円)。前年同期の126億1000万ユーロに対して、26.1%と大幅な伸び。

一方、第3四半期の営業利益は、11億1000万ユーロ(約1475億円)。前年同期の11億6000万ユーロに対して、4.3%の減益となった。

大幅な増収となったのは、SUVに対する需要が伸びたことと、北米と西欧の新車販売が好調だったため。にもかかわらず減益となったのは、新型車や新技術への投資や、工場の新設や改修など、設備投資が増したのが主な要因。

アウディブランドの2015年第3四半期の世界新車販売は、44万5642台と過去最高。前年同期比は3.8%のプラスだった。アウディ取締役会のルパート・シュタートラー会長は、「アウディは成長を続けている。販売台数を増やし、グローバル規模で生産ネットワークを拡大していく」と述べている。

《森脇稔》

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