昨年、セランゴール州の国内総生産(GDP)成長率の全国のGDP成長率への貢献が22.4%となり国内経済の成長を牽引した。
州別では他に連邦直轄地クアラルンプール(KL)の貢献が15.1%、サラワク州が10.1%、ジョホール州が9.3%、サバ州が6.5%となり上位5位が全体の63.4%に貢献した。
10月30日に統計局が発表した州別のGDPに関するレポートによると、サービスセクターの成長にはセランゴール州とKLが合計49.9%の貢献をした。製造セクターではセランゴール州が28.8%の貢献となり、ペナンが12.5%、ジョホールが12.4%、サラワクが12.0%となり、電気・電子セクターの製造が成長に貢献した。石油精製品は全国的に回復し、化学・科学製品や製薬業が各州で回復したことが製造業の成長に影響した。