10月29日、自動車関係団体を対象とした国土交通大臣表彰「自動車関係功労者大臣表彰式」が同省で行われた。製造を除く、旅客、運輸、整備、販売などの関係者212人が表彰を受けた。二輪車関連業界からは、国土交通省史上2人目となる表彰者が出た。受賞者は大阪府松原市の新田房義さん(73)。「二輪車は70年~80年代の好調な時代から販売台数が減少し厳しい状況にあるが、とにかく安全に乗ってもらうことを第一に、整備や乗り方の指導にも気を付けている」(新田さん)と、受賞の喜びを語った。新田さんは、1961年に高校を卒業と同時に二輪車とタイヤ卸業の会社に入社、2年後に二輪車専業の卸業会社に移り、71年にバイクショップ「株式会社ホンダビジネス」(松原市)を設立し、代表取締役に就任した。二輪車販売店の団体である大阪オートバイ事業協同組合の副理事長を7年間務めたほか、四輪車を含めた整備団体である大阪府自動車整備振興会理事として、二輪車としての立場からみた整備業界の発展に寄与した。現在は安全運転の講習会やインストラクターの育成を行う松原二輪車安全普及協会の会長を務める。功労者大臣表彰は半世紀以上の歴史がある。自動車関係事業に長年従事し、功績顕著な人物を関係団体が推薦する形で受賞者が選ばれる。二輪車関係事業者の団体は4年前まで表彰を推薦することができなかったため長く大臣表彰されることなく、2014年に初めて受賞することができた。今年の自動車関係功労者の内訳は次の通り。バス関係(運転者・事業者):22人タクシー関係(運転者・事業者):50人貨物運送関係(運転者・事業者):61人自動車整備関係(整備者・事業者):68人自動車販売関係(事業者):7人自動車関連関係(運転者):3人通運関係:1人
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