富士重工業が発表した2015年9月の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産は前年同月比1.2%増の8万4335台と、9月としては過去最高の記録で19か月連続のプラスとなった。
国内生産は、同1.2%増の6万3153台で4か月連続のプラス。『レガシィ/アウトバック』『インプレッサ/XV』などの増加が他車種の減少をカバーした。海外生産も北米でのレガシィ/アウトバックの販売が引き続き好調で、同1.1%増の2万1182台と、15か月連続のプラス。いずれも9月としては過去最高を記録した。
国内販売は同23.5%減の1万4995台で、4か月連続のマイナス。登録車は『レヴォーグ』などの減少で、同24.8%減の1万1412台と前年割れになった。軽自動車は『プレオ』『サンバー』などの減少で、同18.8%減の3583台で、6か月ぶりのマイナスとなった。
輸出は、北米向けのインプレッサ/XV、欧州・豪州向けのアウトバックが増加し、同11.4%増の4万9474台と、9月としては過去最高の記録で4か月連続のプラスとなった。