中国の大手太陽電池メーカー、晶澳太陽能控股(JAソーラー・ホールディングス)がペナン州バヤン・レパスにおいて、中国以外で初となる海外の製造拠点を建設するため3億リンギを投資したと発表した。
JAソーラー・マレーシアのオン・ケンヨン副ゼネラルマネジャーによると、設備投資の多くを機械類の調達及び施設のアップグレードに充てた。工場では高効率の多結晶セルなどを製造する。近く生産を開始し、年内にフル稼働となり、海外市場向けの出荷を開始する。
主に中国や北米、日本、欧州、新興市場向けの製品を製造する。ペナン工場は生産能力の10%に貢献することになる見込みで、700人分の雇用を創出する予定。工場は環境に配慮した作りとなっており、国内の環境規制を全て満たした設計となっている。