米国の自動車最大手、GMは10月15日、2015年1-9月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は715万1417万台。前年同期比は1.3%減だった。
国別の実績では、北米が268万5342台を販売。前年同期比は4.9%増と伸びた。米国市場で続く緩やかな景気回復により、販売は好調。
北米に続いたのは中国。1-9月は249万2428台を販売した。前年同期比は1.6%増と伸び率が鈍化。中国経済の減速の影響を受けた形に。
欧州全体では、89万8236台を販売。2015年末をもって、シボレーブランドが欧州市場から撤退した。この影響もあり、前年同期比は6.3%減とマイナスが続く。
また、南米は48万557台にとどまり、前年同月比は24.4%減と大幅な落ち込み。その他の世界市場では、58万9854台を売り上げ、前年同期比は6.6%のマイナス。
GMの2014年の世界新車販売台数は、前年比2%増の992万4880台。GMのダン・アンマン社長は、「GMの揺るぎない顧客重視の姿勢が、世界最大そして最重要市場において、販売の成果を上げた」と述べている。